2022年7月15日

ここのところ梅雨が逆戻りしていて、涼しいのはありがたいけれど雨による体調不良に悩まされている。朝は6時〜7時に目が覚めるものの、何のやる気も起こらず気がついたら寝ている始末で、1日の半分を睡眠に費やしている。

本来ならばマンション管理士管理業務主任者の資格試験勉強をしなければいけないし、お誘い頂いた合同の原稿にも手をつけたいところだ。けれどせいぜい洗濯を洗って干すくらいしかできず、Switchですら握ってしばらくすると飽きて放り出す。気圧による頭痛に襲われる日は「これはもう仕方ない」と割り切って寝込むが、体調は悪くないのにただただだるくてやる気が出ず寝ているだけの日も多い。

元来責任感だけはいっちょまえに強いクズなので、「体調が悪くて何もできないのは良くない」と自罰的な思考になりがちだったが、最近は「身体が何もしないのを求めてるんだろうな」と開き直ることにしている。鬱で休職していたちょうど1年前は本当に何もできず、無音の部屋でただただ天井を見上げていた。あの時は本当に苦しかったし、当時診てくれていたカウンセラーさんにも「地獄の日々だったね」と言われたが、同時に「脳が休息を求めてるのよ」と言われたことを覚えている。鬱状態は脳からの緊急事態宣言みたいなもので、身体はそれに従って行動を自粛している。脳の求める行動を素直にとることが、回復への近道なんだそうだ。

事実私は半年休職したおかげで、あの時の地獄から何とか這い上がることができた。それ以降、体調が悪い時に「何もできない」と自分を責める気持ちも、少しずつ開き直れるようになってきた。だって脳がそうしたいって言ってるんだもんよ。わたくしはそれに従ったまでですわ。

この記事も布団の上で転がりながら書いている。今日はこれから起き上がることができるのか、私の脳次第と思うことはさすがに甘えすぎかもしれないが。