2023年5月20日

この度、6月10日をもって同人活動をお休みするという決断に至りました。

 

理由は大きく分けて2点です。
①生活が変わり、時間を捻出することが難しくなったため
②義務感だけで創作活動をするようになってしまい、「楽しい」という気持ちが遠ざかってしまったため

 

背景を記載します。
①それまでも就活や試験勉強のためお休みしていた時期がありましたが、今回の決断については2022年5月に精神的な理由で退職したことが大きいと考えています。
そこから初めての本格ニート生活が始まりました。引っ越し先で療養をしながら2つの資格勉強を並行し、終盤には転職活動も並行することになりました。これは明らかに私のスケジューリングミスなのですが、その頃から二次創作のことを趣味ではなく「ただのタスク」と考え始めていたような気がします。
その後なんとか再就職はできたのですが、不調の影響か過眠がちになってしまい、それまでのように退勤後に執筆時間を捻出することができなくなりました。今は仕事が終わったあと、本当に「飯食って風呂入って寝る」だけの毎日です。これを週5日繰り返すだけで、正直いっぱいいっぱいになってしまいました。
加えて休職や退職に伴う体重の増加が激しく、少しでも体力的余裕があるなら二次創作のような趣味を楽しむより運動をした方がいい、という考えに変わってきてしまいました。運動を続けることで過眠が改善され、また時間が捻出できるようになったら、二次創作を楽しめるかな、と思っていました。しかし、問題はそれだけではありませんでした。

 

②退職より1年以上前から心身の不調はありましたが、「推しの存在」のおかげで何とかもっていた部分がありました。「推しは明石真秀ちゃんというキャラクターにこんなに真剣に向き合っている」「私も真剣に向き合ってみたい」、そして非常によこしまではありますが、「もしかしたら推しの目に留まるかも」「推しカプをたくさん量産することで、もしかしたら公式が供給してくれるようになるかも」というような淡い期待もありました。しかし後者の期待はあっけなく打ち砕かれ、今では運営の推しは対抗カプになってしまいました。同時に「推しカプの繁栄」という夢も打ち砕かれてしまいました。悲しいね…。
衰退した推しカプが再度繁栄することは難しいんだろうな、と思いながら自分の同人活動を振り返ってみると、最初は「私も推しみたいに推しカプを表現したい」というポジティブな熱意で活動をしていたにもかかわらず、ここ1年近くは「創作のアイデアはあるからそれを消化したい」「既刊の在庫があるから同人イベントに参加したい」「締め切りがあるからその日までに原稿(=タスク)を消化しなきゃ」というネガティブな衝動でしか活動できていなかったような気がします。出来上がった自分の作品にほとんど興味を持てなくなってしまいました。だってそれで出来上がった同人誌は「自分の作品」ではなくて、「本の形をした消化済みのタスク」でしかないから。
それでも「浪川」というアカウントは本来同人活動のためにあるアカウントなので、それがただ「かわいい推しのツイートに対して奇声をあげる」「ストリップの感想をつぶやく」「競走馬や犬の写真をリツイートする」だけのアカウントになってしまってもいいのだろうか、と思いましたが、それが今の私の好きなことなので、まあいいかと思いました。この場で言うことではないかもしれないんですけど、本当にこの3種類のツイートばかりですみません。

 

長々と書きましたが、また「やりたいな~」と思ったらひょっこり本を出し始めるかもしれません。それまでは好きな女と動物の話ばかりするただのオタクのアカウントですが、うわキモwと思って頂ければ幸いです。