2023年12月7日

最近とうもろこし茶にハマっている。飲み会の場で下戸の私が選択した「とうもろこし茶 ホット」が存外おいしかったのだ。口をつける前から漂う香ばしさ、胃に落ちたときの柔らかいあたたかみ。あの味が恋しくて、近所のスーパーで買ってみたものの、どうもあの味には程遠い。あの「とうもろこし茶 ホット」を飲むためだけに、飲み屋に行ってもいいとさえ思う。朝5時にお茶パックを煮出して鍋からよそい、茶ばんだマグカップでぼんやりと飲んでいると、自分はいったい何をしているんだろうなという気分になる。朝は5時かその前に起きて、まだ日が昇らないうちに家を出て、暗くなってからぎゅうぎゅう詰めの電車に乗って帰り、22時になる前には床につく。それをずっと繰り返している。繰り返すって虚しい。

 

自分が「楽しい」と思えることをする気力がなくなってきた。鬱で休職していたあいだにもできていたグルミクさえ、触れなくなってしまった。今できることといえば、ぼんやりとツイッターを見たり、ぼんやりとYouTube Shortを見たりすることだけだ。今はハマっているとうもろこし茶ではなく、震えながら冷たいポカリを飲んでいる。腹具合が悪いなと思っていたが、いよいよ何を食べてもひどく下してしまうようになった。明日は胃カメラを撮る。