2022年7月10日

フォロワー達がブログをやっているのを毎日見ていて、なんだか眠れないので自分も真似させてもらった。リア垢の方で「気が向いた時に書くnote」をやっているが、ここも「気が向いた時に書くはてブ」にしようと思う。毎日続ける決意をして、実行できたためしがない。意志が弱いのである。

前住んでいたアパートのテレビはレンタルで、引っ越しついでに返却してしまった。そのため今の我が家にはテレビが無く、選挙速報をTwitterで追った。気にかけていた人の当選は嬉しかったが、大枠を見るとため息が出る。きっと10年後には我々は、人災か天災で死んでいるだろう。死にたいと思うことは山ほどあるけども、周りの影響で死ぬのは嫌だな。

物騒な事件が急激に増え、「気をつけて帰ってね」の言葉に重みが増す。自分の乗っている電車が何らかの理由で長時間停車し閉じ込められることは想定していたけれど、もしかしたら車内で凶器を持った人間に遭遇する確率の方が高くなってきたのかもしれない。即売会の帰り道、キャリーケースを身に引き寄せながら惰眠を貪っていた私は、いつまでこうして呑気に過ごしていられるかわからない。

帰り道疲れ果てていた即売会は、自分の本の表紙がいつも完璧に作れないことにもやもやしていた。中心がわからないソフトを使用しているせいで、いつも若干左右がずれている。また今回は初めて表紙の紙をキュリアスパール(+マットPP)にしたが、向きによって若干色が変わって、それは気に入っている。
中身もそうだ。ダサいのでTwitterでは呟かないようにしていたけれど、今回の拙作は結構長いこと温めていたネタだったはずなのに、「原稿」というタスクを消化することが目的で魂のこもっていない作品になってしまったように感じた。たとえばりんまほの1冊目とか、もっと言えば4年前に初めて出した同人誌とか、拙いけれどそちらの方が熱は感じる。
洒脱で熟れた感じを演出できる人は世の中に多くいるけれど、不器用な私は一生懸命全力でやることしかできない。一生懸命やることしかできない人間が力を抜いて出した本は、どうしてもチープに見えた。お金を頂いて頒布したもののことを悪く言ってしまい申し訳ないが、私は私の本をこう評した。
苦い経験だった。