2023年1月2日

正月だろうが何だろうがやりたいことをやるしやりたくないことはやらないし、食いたいものだけ食っている。実家に帰らず眠い時に寝ているし、餅すら食ってない。今までで一番自由な正月。

 

ブックオフのセールに行き、あへあへ言いながらカゴにバカスカ突っ込んだ。

今日はこれを読んだ。

「静かな人」の戦略書──騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する法

ねえ何か文字がでかいまま直らないんだけどどうして?

 

 

自分がド内向型のHSPマンだということは理解しているので、最近はこういうたぐいの本をたまに読んでいるが、たいていの本が「HSPや内向型の人間は評価されづらいし自己評価も低いけど、大丈夫!こんな特技があるから!」っていう話の流れになっている。だから読んでいていつも「いやそんな特技ないが? ~終~」という気持ちになる。

 

例えばHSPはすごく丁寧に仕事をする人種で、書類の細かいミスによく気づく!と書いてあることが多いけど、私の書類は暴風雨のようなスピードで完成されていくのでいつもミスだらけだ。それってHSPよりADHDなんじゃないか?と思ってネット診断を受けたことがあるが、どうやら私は「ミスの多い一般人」の可能性の方が高いらしい。それもそれで悲しいわ、と思う。またHSPは人の顔色をうかがって疲れることが多いが、人の顔色をうかがうということは相手に対して親切にできるし痛みがわかるということで、マネージャーに向いている、とも記載があることがある。私は「人の顔色をうかがって疲れる」ことまでは納得できるが、それはただ自分が人に怒られたくないからという保身行動であって、常に自分のことでいっぱいいっぱいだから他人のことなんてあんまり見ていない。人が髪を切っても全然気づかないし、そもそも顔を覚えられない。

 

最近はもう、「私は内向型のHSPなんだ!こんな長所があるみたいだからこれを参考に生きていこう!」とは思わなくなってきた。HSPだとか内向型だとかでカテゴライズされると、世の中には私と似たような仲間がいるんだと安心できるけど、自分からカテゴライズされに行ったところで結局100%その属性に当てはまるわけではない。『浪川』という人間をカテゴライズする言葉は山ほどあるけど、結局俯瞰してみてみるとどれも不完全な属性ばかりだ。

 

天邪鬼なのでひねくれた受け取り方ばかりしてしまうが、要するに「お前ら!自信持って生きろよ!」ということが言いたい本なんだと思う。一旦ひねくれた自分は置いておいて、それについては無論私も大大大賛成、という姿勢で生きていこうと思う。私がどんな属性であろうが、そうじゃなかろうが。