2022年12月31日

年の瀬だけどなんも関係なく、最近読んだ違国日記の話をする。特に登場人物の説明もせず、気に入ったシーンがあった巻の話だけをする。

 

4巻で、仕事仲間であり元恋人である男性の手を見て「何か性的じゃね?」とムラつく女性のシーンがあり、いやわかる~~~~~~~~~~~~~手手手手手!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!と思っていた。元鞘展開は好きではないのでそこは同意できないが、私は男女問わず手が好みの人間を好きになってしまうきらいがある。すらっとした美しいピアノ弾きの手、みたいな手ではなく、ごつごつした手だったり家事をめちゃくちゃするんだろうなっていう手だったり未だに爪を噛む癖が抜けないんだろうなっていう手だったり、そういう手が好きだ。たまにそういう手の人を見ると「うわっ、エロっ」と思う。そしてこれに何らかの因果関係があるかはわからないが、私が「うわっ、エロっ」と思った手の持ち主が女性だった場合、現状100%タチだ。

 

また8巻では「女の子と付き合っていることを親友に言うかどうか悩んでる女の子」が出てきて、これもわかる~~~~~~~~~~~!!!!!!!!と思っていた。これは聖人アピールではなく「嘘をつくのが面倒くさい」というだけなのだが、日常生活において噓をつくことが得意ではなく、かと言って自分のセクシャリティをカムアウトすることもしたくないので、イマジナリー彼氏を召喚することができないまま干物女を装って生きている。親戚や職場の人間など関係を保つ必要がある場合は「いや彼氏いないんですよ~w」と言って適当に切り抜け、大多数の友人に対しては「恋愛の話をされたくないから極力会わないようにしてしまう」という最悪の手をとってしまった。これが彼女じゃなくて彼氏だったら聞いて聞いて~って言いやすいんだろうな、と思ったことも何度かあったし、自分の外見がこの程度だと恋愛ご無沙汰キャラにも説得力が生まれていいな~と思ったりもした。違国日記のその子も言っていたけれど、私は私のままでいたいだけなんだよな。嘘をつくと、自分が削れていくようでしんどいんだよな。その子は高校2年生だったけど、私は高校2年生+α歳のいいオトナで、でもまだこんなことに悩んでいる。だからたぶん『違国日記』は、今後何歳になっても色んな描写が自分の胸にちょこっとずつ刺さっていくんだと思う。

 

なんか最後に一応2022年を振り返ろうと思った結果↓

1月~5月 2021年12月に復職してからあっという間に鬱状態に戻る。仕事に行きたくなくて泣く。仕事に行ってもトイレで泣く。デスクにいても恐怖で何もできない。誕生日前日に心療内科で診断書を作成してもらい、誕生日当日から仕事に行くのをやめるというサイコ~な展開を迎える。このあいだに同人誌を1冊出した気がする

6月 仕事や~めた!この土地にいる必要も無くなったので引っ越しました。親に言うと絶対に止められるので内緒で引っ越しました。

7月 FP2級に受かってました このあたりからマンション管理士管理業務主任者の勉強を始める

8月~9月 体調が悪い

10月 転職活動を並行して始める

11月 面接で忙しすぎ 心が何度も折れる セクハラ面接官は痛風になってほしい

12月 マンション管理士管理業務主任者の試験を受けるがあえなく玉砕。就職先が決まる

 

去年の今頃のリア垢のツイッター見たら「来年は転職して引っ越ししてFP取る!」って書いてあったので、達成できてて偉!!!と思いました。ただ一年で10kg以上太ったので2023年は戻していきたいと思います(泣)同人誌も作ります。

 

なんとか生き抜いた一年でした。2023年も、マブなオタク達がなんとか生き抜けますように。